フリーランスの研究者として生きる

フリーランスの研究者をしています。大学、研究機関、企業、派遣の研究者以外にもフリーランスの研究者として働くことができます。自分のような人達が一人でも増えればと思っています。

研究のアウトプット

どうも、ドクターフリーランスOです。

今回ですけども、「研究のアウトプット」について書こうと思います。

 

資金調達をして、実験を行い、論文を書いて、学会発表するといった一連の研究の流れを繰り返して、実績を積んでいくのが研究者です。一方で、大学の研究者は、研究以外の業務に時間を割かれ、研究に当てる時間が無く困窮している現状があります。

 

研究のアウトプットとして論文は必要だと思いますが、論文で資金調達をするのは難しいです。その論文の真価を計り、資金を供給するのは研究者ではないからです。科学技術に精通している人が間に入っているとしても、研究はかなりニッチな場合が多いですから真価を計ることは難しいです。

 

研究成果で次の研究費を取ってくる循環が回れば良いのですが、都度、申請書を作成して期間内に予算を使うというある意味自転車操業ではなかなか好循環が生まれません。

 

どのようにしてこの悪循環を打開するのかは、各々の研究者の手腕ではありますが、本当は研究にそのエネルギーを全て注げたほうが良いはずです。

 

理想としては、研究成果である論文を用いて研究費を取ってこれれば良いのですが、それは難しい。

 

だとすれば、論文を題材にして起業することが重要です。起業といっても、ベンチャー企業を起こすほどではなくても、外部に知見を発信することで資金を調達すれば良いのです。

 

本を書いたり、講演をしたりなどは昔から行なわれています。現在では、個人が自由に発信しやすいツールがたくさんあります。しかしがながら、研究室のHPは更新があまりされていない場合があるのはなぜなのかと思います。動画配信までもが個人で容易にできるのですから、研究者が一つのチャンネルを持って積極的に外部に配信する好循環が生まれればと思っています。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。Twitterもやっているので良ければフォローお願いします。

twitter.com