フリーランスの研究者として生きる

フリーランスの研究者をしています。大学、研究機関、企業、派遣の研究者以外にもフリーランスの研究者として働くことができます。自分のような人達が一人でも増えればと思っています。

科学のポジション

どうも、ドクターフリーランスOです。

今回ですけども、「科学のポジション」について書こうと思います。

 

芸術家が月にいくっていいなー。

 

先日、とある芸術家の著作を読んでいて自分なりに考えたことです。

 

芸術は人間の内面、欲望を追究して表現するものといった記述がありました。

 

では、科学とはと考えたのですが、芸術が内面の一番奥にある核に位置しているとすれば、科学は一番外側に位置しているのではないかと考えました。

 

というのも、科学は人間が理論的に認識できていない現象なり物事なりを解明することであると思うからです。人間のあらゆる仕事、職業を球体でプロットしていくと、芸術は核、科学は表層に位置するのではないか。

 

科学の発展は人間が認識できる範囲を広げる仕事とすれば、球体をどんどん広げていく位置にいると考えたからです。

 

内側だから、外側だからと優劣があるわけではないですが、共感される度合いは中間層が高いのではないかと思います。深すぎて分からない、最先端すぎて分からないなど。

 

お金を稼ぐのは一番簡単という格言があります。科学者が最先端の研究成果をそのままの形ですごいでしょというのは違う。メディアなどが咀嚼して翻訳して広く認知させ、チャンスを見出した起業家、資本家なりがビジネスを創る。金融、事業会社、広告を経て消費者へ。

 

フリーランス研究者として生きていくには自分のポジションを認識する必要がある。科学者がメディアを兼務するのはよくあるモデル。科学者が起業家を兼務するのもしかり。科学者が金融に就職、科学者が事業会社の技術者、科学者が広告代理店に・・・どれもよくあることです。個人的に起業、会社経営、事業運営は熱意が大事だと思っています。

 

研究者がインフルエンサーになるというより、研究者とインフルエンサーを兼務すること。そして、研究者が芸術家を兼務、あるいはコラボレーション。芸術家が月に行くっていいなー。

 

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